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アフリカで気づいたインドネシアへの想い〜スタディツアーSTART参加者のその後〜

アフリカのルワンダでスタディツアーや情報発信をしながら、国際協力機関でも働いています、タケダノリヒロ(@NoReHero)です。

先日とってもうれしいことがありました!私がコロナ前に開催していた「スタディツアーSTART」の参加者・川井優希さんから、こんなメッセージをもらったんです。

ご報告がございます、、
今、日本語パートナーズでインドネシアのボゴールという地域で高校生に日本語を教えています。
思い返せば自分が日本語パートナーズに挑戦しようと決意したのがルワンダでのスタツアに参加したとき、2019年でした。
当初は2020年8月からの派遣だったのですがコロナの影響で度重なる延期を経て、やっとやっとインドネシアに来ることができました!!
応募を決意してから約3年経とうとしています…

こっちに来てから1ヶ月が経ち、オンラインにはなりますが生徒や学校の先生と毎日とても楽しく授業に参加させてもらっています。
こうやって大好きなインドネシアでやりたいことを叶えられてるのもルワンダに行ったからだよなあと思い、竹田さんに報告したくなったので突然ですが連絡しちゃいました!

インドネシアで活動する優希さんと生徒たち

ずっと目標だったインドネシアでの活動をついに実現できたんですね!こうやって知らせてくれるなんて、本当にスタディツアーをやってよかったなあと思います。

もともとは「10年前の自分のように、社会貢献や国際協力にかかわりたい若者に一歩踏み出すきっかけを与えたい」という想いで始めたこの取組み。それが実を結んで、実際に行動にうつしてくれる人が出てくるというのは、まさに主催者冥利に尽きます。

2019年3月、スタディツアー終了時のアンケートで「START参加の前後で、自分自身に変化はありましたか?」という質問に、当時優希さんはこんなふうに答えてくれていました。

自分のやりたいことが何なのかはっきりしてきました。正直、ルワンダに行って色んな方と出会ってたくさんの経験談やアドバイスを聞いて、もしかしたら将来に対する考えが変わるかもしれないと参加前は少し思っていました。もしそれで考えが変わったらふらついたままでインドネシアで活動していくということは避けたかったので、インドネシアの道はやめて、1からまた探そう、もしかしたらアフリカで活動したくなるかもと思っていました。しかしたくさんの方の話を聞いて、相談して、やっぱり自分にはインドネシアだ!と確信しましたルワンダに来てなかったらこの道は決められていなかったと思います。心のどこかでアフリカで活動するという道もあったのかなと悩んでたままかもしれなかったです。とりあえず、この夏インドネシアで日本語教師アシスタントボランティアに参加してみて、その活動を踏まえて、日本語パートナーズ挑戦してみます!

2019年3月スタディツアー終了後、帰国間際にルワンダの空港にて(左が優希さん)

日本語パートナーズに挑戦する、と3年前の時点で宣言してくれていたんですね。それからコロナによる度重なる延期にもめげず、ついに目標を叶えることができたと。ここまでの想いを持続させてきた年月を想うと、胸が熱くなりますね。。

スタディツアーをやってルワンダについて学んだところで、ほとんどの人には役立たないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。たしかにそこで得た知識を、直接自分の仕事や人生に活用できる人はほとんどいないでしょう。

でもルワンダという未知の世界で、ふだんは出会えない人たちと出会い、新たな情報・体験に想いをめぐらせることで自分自身を見つめ直すきっかけにもなるのです。そんなスタディツアーSTARTの価値を、優希さんは見事に体現してくれていると思います。

ルワンダのスタディツアーに参加したからといって、かならずしもルワンダやアフリカに関わり続けなきゃいけないわけではありません。それぞれの人がもっとも情熱を傾けられて、もっとも適正を発揮できる場所で活躍するのが一番。だから、これからもルワンダでの事業を通じて、それぞれの場所で輝ける人材の輩出に貢献していけたらと願っています。

ちなみに!スタディツアーSTARTは現在休止中ですが、今年の夏8〜9月あたりに再開したいと考えております。

また、それまではオンラインでアフリカの「いま」と社会課題を学ぶプログラム「オンラインSTART」を実施中です。「優希さんのように自分も一歩踏み出すきっかけを見つけたい!」という方は、ぜひ「スタディツアーSTART」や「オンラインSTART」への参加をご検討ください。

2022年3月度オンラインSTARTスケジュール

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YouTubeアフリカノオトTV/タケダノリヒロ
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