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特集

【アフリカ】学校向けオンライン授業、オンラインスタディツアー【ルワンダ】

アフリカのルワンダでオンラインスタディツアーを運営しています、アフリカノオト代表のタケダノリヒロです。

学校関係者のみなさま、「授業に国際理解教育を取り入れたい」「教科書よりももっと温度感のある情報を生徒たちに伝えたい」「ふだんの授業とは一味違った体験をさせてあげたい」、そんなご要望をお持ちではないでしょうか?

当社ではアフリカの現地からリアルタイムでzoom配信するバーチャルツアーやオンラインセミナーにより、そのようなニーズを満たすプログラムをご用意しております。

このページでご紹介しているのは、どなたにも幅広くご利用いただける基本プログラムと、大学生、中学・高校生、幼稚園・小学生それぞれの年代別事例です。ぜひご検討いただければ幸いです!

基本プログラム

基本プログラム資料の一部

【アフリカノオトの学校向け基本プログラム】
・テーマ:「新たな世界に踏み出すきっかけを」
・内容:①日本人の知らないアフリカの意外な姿、②ルワンダの社会課題、③学生へのメッセージ
・時間:50分(講演40分+Q&A10分)
・キーワード:アフリカ、国際協力、グローバル教育、多様性理解、自分らしい生き方・働き方
・料金:お問い合わせください

こちらのプログラムは、多くのお客様が共通して希望される内容をぎゅっとひとまとめにしたものです。もちろん年代や学習の進捗度に応じて伝え方は調整させていただきますが、幅広い層の方々にご利用いただけます。

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もし異なる内容をご希望の場合は、下記の過去事例やオプションプログラムをご参照ください。

大学生向けオンラインスタディツアー

以下、これまでに実施したオンラインスタディツアーやオンライン授業の事例、参加者の感想をご紹介します。ぜひ、ご参考にどうぞ。

例:東京外大様 オンラインスタディツアー(2021年8月)

オンラインスタディツアーの様子

東京外国語大学様の「大学の世界展開力強化事業」の一環として、2021年8月23, 24日にオンラインスタディツアーを開催した事例です。

同大学から14名、本事業国内協定校である京都大学様から2名の合計16名にご参加いただきました。

▼1日目
・オンラインセミナー(ルワンダ概要)【30分】
・首都キガリ中心街観光【1時間】
・ディスカッション【20分】

▼2日目
・バーチャルツアー(ニャマタ虐殺祈念館)館内ガイドツアー【1時間】
・質疑応答【30分】

1日目

▼オンラインセミナー(ルワンダ概要)【30分】

ルワンダ講座の資料

参加者は「アフリカについて学んでいる学生ばかりではない」ということでしたので、まずは「ルワンダがどんな国か?」をざっくりと解説させていただきました。

内容は気候、地理、ゴリラ、コーヒー、IT、ドローン、ジェンダー、虐殺、言語など。ルワンダには、学びや気づきを得られるようなトピックがたくさんあるんです!もちろんこの内容も、それぞれのお客様に最適な形になるよう、ご要望に応じて毎回変更しています。

▼首都キガリ中心街観光【1時間】

ルワンダ街中の様子

スマホで撮影しながらキガリの街を歩き、リアルタイムの様子をご覧いただきました

ゴミがほとんど落ちていない綺麗な通り、大きなビルがあちこちで建設されていることからわかる経済発展の勢い、言葉をかわした街の人々の物腰の柔らかさなど、画面越しでもアフリカの「いま」を実感していただけたことと思います。

▼ディスカッション【20分】

最後に今日の学びを踏まえてディスカッション。グループに分かれて(Zoomのブレイクアウトセッション機能を利用)、疑問に思ったことを発表していただき、それにタケダがひとつひとつお答えしました。

「公用語が4つあるとのことでしたが、お店の人もそれぞれの言葉をお客さんによって使い分けるのですか?」「シェアサイクルサービスの準備が進んでいるのを見ましたが、『千の丘の国』と呼ばれるほど起伏が激しいのにちゃんと使えるのでしょうか?」など、この日に学んだことからさらに一歩踏み込んだ興味深いご質問が。

現地のことを理解したうえでの鋭いご質問をいただけて、私自身「ああ、オンラインでもちゃんと伝わってる……!」と嬉しくなってしまいました。

2日目

▼バーチャルツアー(ニャマタ虐殺祈念館)館内ガイドツアー【1時間】

ニャマタ虐殺祈念館

1994年のルワンダ虐殺について学ぶため、「ニャマタ虐殺祈念館」を訪問、バーチャルツアーをおこないました。

虐殺の歴史について、参加者のみなさんは別プログラムで学習済だったので、基礎知識のある状態でご参加いただけました(もし予備知識がない場合でも、ゼロからご理解いただけるようなプログラムも用意しております)。

祈念館所属のルワンダ人スタッフにガイドしてもらいながら、当時教会だった館内を見学。そのまま残されている被害者の方々の衣服や、棺の中に詰められた遺骨などから、その悲惨さを体感していただけました。

★虐殺祈念館でのバーチャルツアーが特別な理由
ルワンダ虐殺が起きたのはたった27年前(1994年)。いまだにそのときの傷を抱えながら生きている方々が大勢いらっしゃる、非常にセンシティブな問題です。それゆえに祈念館の撮影やその映像の配信には厳しい制限が設けられており、当社も該当機関に許可をもらって運営しております。映像の一般公開はできませんが、一部サンプルの共有は可能ですので関心をお持ちの方はご連絡ください。

▼質疑応答【30分】

見学後、参加者のみなさんからご質問をいただき、ガイドさんに答えていただきました。「ルワンダ虐殺はなぜこんなに大きな事件になってしまったのですか?」という根本的な問題から、「女性や子どもまで殺すことにふつうは抵抗を感じそうなものですが、加害者でPTSDになった方はいないのですか?」という踏み込んだ質問も。

アフリカの歴史について、現地の方の生の声を聴ける貴重な機会となりました。

参加者の感想

二日全体を通して、、、私はアフリカ地域を専攻としているので、授業や書籍を通して、日本人が一般に持ってしまうアフリカに対するマイナスなイメージがすごくステレオタイプ的なもので間違っているものが多いということは実感してきました。それでも私自身の中にはアフリカは怖いかも、という感覚が強く、アフリカに行ってみたいという気持ちにはなれていませんでした。しかし、このたった二日間のツアーを通してルワンダの様子を体感し、色々なことをタケダさんから教えて頂き、今すぐにでも行ってみたいという強い気持ちに変わりました。ルワンダにもいつか行ってみたいですが、タケダさんがおっしゃたように、アフリカは一括りにできない本当に多様でそれぞれの国が個性をもったところだと思うので、これを機に他の様々な国についても色々なことを知っていきたいと思います。
本当にありがとうございました!

 

当時何があったのかを鮮明に残す数々の資料が残されていて、それを見たとき言葉にしがたい心の痛みを覚えた。多くの罪のない方が命をつないでいくことを必死に望みながらも、狂気に満ちた人々によって残虐な方法で命を絶たれるということの歴史的な重さを感じないではいられなかった。広島や長崎などでの戦争の出来事が私の叔父や叔母などの代の出来事であるのに対し、ルワンダでの出来事は実の両親が生きていた時代でもありこのような出来事が決して遠い過去の話ではないということも心にとめたうえで、同じような悲劇を繰り返さないためにも真剣に向き合っていくべき歴史的事実であると思う。

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中高生向け

例:東京都立小石川中等教育学校

2020年12月24日に、「ルワンダ講座―アフリカの奇跡!IT立国の光と影」と題して、東京都立小石川中等教育学校約800名の生徒のみなさんにオンライン講演を実施いたしました。

小石川グローバルセミナー実施の様子

内容は①ルワンダってどんな国?、②1994年のルワンダ虐殺〜背景と現在も残る影響〜、③青年海外協力隊OBが語るルワンダの魅力と闇、④学生へのメッセージについて。

ルワンダの歴史、地理、経済、文化といったマクロな視点(鳥の目)と、ルワンダで生きる個人のストーリーに焦点を当てたミクロな視点(虫の目)から、立体的にものごとを捉えることの重要性を伝えさせていただきました。以下、参加してくださった生徒さんからの感想です。

自分が知らないこと、わかっていなかったことがあまりにも多く、今日は多くのことを学ぶことができてうれしかったです。

まず、アフリカの国は「貧しい」といった偏見を持っていましたが、ルワンダのITの発展やドローンの活用、女性の活躍は本当に印象的で、まさに「アフリカの奇跡」だと思いました。ルワンダの虐殺に関しては、昨年の授業で調べ、発表する機会があったのですが、それ以上に新しく学んだことがたくさんありました。虐殺の背景にあった歴史をはじめ、プロパガンダや大統領の暗殺者の議論などが興味深かったです。

最も印象に残ったのは和解のために現在は民族を区別していないということでした。世界ではルワンダ以外でも多くの国が民族間の問題を抱えてます。ルワンダと同じように民族間の区別をせず、同じ民族として、さらには同じ地球に住む人間として過ごし、平和な世界を実現できればいいと思いました。

また、虐殺生存者の方のお話で、虐殺の歴史的背景について学ぶことができました。「何万人が殺された」という数字でなく、一個人の経験を知ることが、虐殺がいかに残酷なものであったかを深く理解することに繋がったと思います。

最後に、ルワンダの情報発信とツアー業を通して、私達にここまで深く学ぶ機会を作ってくださっている竹田さんに感謝します。私も竹田さんのように、社会さらには世界に貢献できる人を目指したいと思いました。大変貴重なご講演をありがとうございました。

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幼稚園・小学生向け

日本とルワンダをつなぐオンライン交流会(2021年6月)

東京オリンピック・パラリンピック「アフリカでつながるホストタウン横連携プロジェクトの一環で、オンライン交流会をおこないました。

このプロジェクトでは、エチオピア×茨城県笠間市、ギニア×鹿児島県三村市など、オリンピック参加6カ国とそれぞれのホストタウン6市町村が交流。当社はルワンダの子どもたちと、ホストタウン岩手県八幡平市の子どもたちとをつなぐ交流会をサポートいたしました。

子どもたちには「私の街の好きなところ」をテーマに絵を描いてもらい、オンライン交流会で互いに発表しました。

その他のプログラム

アフリカノオトのオンラインスタディツアーでは、ほかにも以下のプログラムをご利用いただけます。

【オプションプログラム】各プログラムの組み合わせも可能
▼オンライントーク(室内から中継)

 ①オンラインセミナー  [1時間程度]
 ②ルワンダ虐殺生存者との対話 [1時間程度]
 ③ルワンダの若者とカジュアルトーク [1時間程度]
▼バーチャルツアー(屋外から中継)
 ④首都キガリ 中心街・住宅街 [1~2時間]
 ⑤農村部の暮らし [2時間程度]
⑥ベルギー平和維持軍祈念館 [1時間程度]
⑦ニャマタ虐殺祈念館【1時間半程度】

オプションプログラムの詳細については、「アフリカノオトのオンラインスタディツアー|ルワンダでバーチャルツアーやWebセミナー」をご参照ください。

また、当ページに記載がないものでも「こんな授業をやってほしい!」「こんなことはできますか?」など、アイデアやご要望があればぜひお知らせください!

お客様といっしょに、最高のツアーや授業をつくっていけることを楽しみにしております。まずはご相談だけでもかまいませんので、下記フォームからお気軽にご連絡ください。

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オンラインツアーが社会貢献に

お客様からお支払いいただいた料金の一部は、謝礼としてオンラインツアーに協力してくれるルワンダ人のパートナーたちにお渡しいたします

「農村部の暮らし」に協力してくれるホストファミリーとタケダ

平均月収5000円程度のルワンダでは、たとえ数千円の臨時収入であっても生活の質向上に大きな影響を及ぼします。たとえば約10円で卵1個、約100円でお米1kg、約1000円で1ヶ月有効な30GBのインターネットバンドルを買うことが可能です。

みなさまのツアー参加が間接的にルワンダ人の生活向上につながり、国の発展を支援することにもなります。当ツアーへの参加がルワンダだけでなく、世界のさまざまな問題に目を向けるきっかけとなれば幸いです。

運営者

タケダノリヒロ / Africa Note Ltd.

タケダノリヒロ/竹田憲弘(アフリカノオト代表/ Managing director, Africa Note Ltd.)

1989年、熊本県生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業後、大手食品メーカーで3年間営業担当。退職後、青年海外協力隊としてアフリカのルワンダで2年間コミュニティ開発(衛生啓発活動)に従事。その後、同国でスタディツアーや情報発信をおこなう会社Africa Note Ltd.を2018年9月に立ち上げる。コロナ禍においてはオンラインイベントを中心に事業展開中。

【最新情報はSNSでも発信中!】
YouTubeアフリカノオトTV/タケダノリヒロ
Twitter@NoReHero
Instagram@norehero415
Stand.fmアフリカノオトRadio)※音声配信サービス

スタディツアーをおこなう理由

私自身はもともと漠然と「社会貢献がしたい」「ソーシャルビジネスがしたい」という想いをもっており、その経験を積むために青年海外協力隊に参加しました。そこでたまたまルワンダに派遣され、「アフリカに行けば、自分でもたくさんの人の役に立てるだろう」と思っていたのですが、実際には自分の無力さを知るばかりでした。

1日1食が当たり前の家庭も多い食と栄養の問題、満足に安全な水を手に入れられない水問題、通学・進学を断念する人も多い教育問題など、自分ひとりではどうにもならないほど大きな問題がたくさんあることを知ったのです。

しかし、それだけではなく「知らない世界を知る楽しさ」も知りました。なぜルワンダがジェンダーギャップランキングで毎年上位に入るほど男女平等で評価されるようになったのか、なぜ「IT立国」を目指しどんな政策やサービスがおこなわれているのか、1994年の虐殺からどうやってこんなにも平和な国を築いてきたのか。日本のような先進国がお手本にすべきものごともたくさんあるのです。

自分にはルワンダの人たちが抱える大きな大きな問題を根本から解決する力はまだありませんが、彼らがどんな問題を抱え、どのように生き、何を考えているのかをみなさんに伝えることはできます。そして、それらの情報・体験はみなさんの生き方や働き方がポジティブな方向に変わるきっかけにもなりえると考えます。

「へー知らなかった!」「そうだったんだ!」と新たな気づきを楽しんでいただくだけでも幸いですし、「じゃあ自分には何ができるんだろう」「何がしたいんだろう」と学生のみなさんが次の一歩を踏み出せるお手伝いができれば、これ以上うれしいことはありません。

このツアーからアフリカ・ルワンダの「今」を学び、ご自身と世界の「未来」について考えてみませんか?

興味をもっていただけたら、下記のフォームからお申し込みいただければ幸いです。「具体的な希望は固まっていないけど、どんなことができるのか相談だけでもしてみたい!」という方も、ご遠慮なくお問い合わせください。

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