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アフリカノオトのオンラインスタディツアー|ルワンダでバーチャルツアーやWebセミナー

アフリカについて知りたいけど、本やネットで情報を得るだけじゃなく、もっとリアルで深い体験がしたい!

そんな想いをお持ちではないでしょうか?

当社アフリカノオトでは、アフリカのルワンダ在住でスタディツアーや情報発信をおこなうタケダノリヒロが、Zoomを通じたオンラインセミナーバーチャルツアーを提供しております。

1994年の虐殺という悲しい過去から、「IT立国」を目指して「アフリカの奇跡」と呼ばれるまでの経済発展を遂げてきたルワンダ。そんなこの国から、手触り感のある現在のアフリカの姿をお伝えします。大学のフィールドスタディや、小中高の歴史・社会の授業に、また企業研修の一環としても、もちろん個人の方にもご利用いただけます。

知らない世界を知ることがみなさまの気づきや学びにすこしでも繋がりますよう、お手伝いができれば幸いです。

お申し込み・ご相談フォーム

オンラインツアープログラム一覧

アフリカノオトのオンラインスタディツアーでは、「オンライントーク」3種類と「バーチャルツアー」4種類の計7プログラムをご用意しております。各プログラムを組み合わせてご利用いただくことも可能です。

【オンラインツアープログラム】
▼オンライントーク(室内から中継)

①オンラインセミナー  [1時間程度]
②ルワンダ虐殺生存者との対話 [1時間程度]
③ルワンダの若者とカジュアルトーク [1時間程度]
▼バーチャルツアー(屋外から中継)
④首都キガリ 中心街・住宅街 [1~2時間]
⑤農村部の暮らし [2時間程度]
⑥ベルギー平和維持軍祈念館 [1時間程度]
⑦ニャマタ虐殺祈念館【1時間半程度】

それぞれのプログラムについて、以下でくわしくご説明いたします。

オンライントーク

当社アフリカノオトのオンライントークは、ビデオミーティングツールZoomを使ってルワンダの室内からお届けするプログラムです。

3種類のオンライントークプログラム

後述のバーチャルツアーではスマホ片手に歩きまわりながら撮影しますが、オンライントークでは着席した状態で進行しますので、より深い会話や豊富な写真・動画を交えた資料などをお見せすることも可能となります。

オンライントークでは、①オンラインセミナー、②ルワンダ虐殺生存者との対話、③ルワンダの若者とカジュアルトークの3種類をご用意しています。

①オンラインセミナー

オンラインセミナー」では、アフリカやルワンダにまつわる様々なトピックについて、アフリカノオト代表のタケダノリヒロが講義形式で解説いたします。

テーマは、アフリカ概要、ルワンダ概要、歴史、貧困、IT、ジェンダーなどご希望の内容をお選びいただけます。

オンラインセミナー テーマ一覧

お客様がどのような方でどんな情報をお求めなのか、事前にヒアリングさせていただくことで、お客様に最適な形のセミナーを提供いたします。

タケダは青年海外協力隊(JICAボランティア)として2年間ルワンダの農村部でコミュニティ開発をおこない、その後スタディツアーを中心とする会社アフリカノオトを立ち上げました。

それらの経験を通じて得た気づきや学びは、ルワンダ情報サイト『ルワンダノオト』YouTube『ルワンダノオトTV』にて共有され、現地の様子がリアルに伝わるとご好評いただいています。

↑メジャーリーガーのダルビッシュ有選手にもご覧いただき、小学校への寄付プロジェクトにつながりました。

参加者のみなさまにも話し合いや発表をしていただくワークショップ形式や、双方向にお話しながら進める対話形式など、一方通行ではない方法も可能です。ご要望に応じて柔軟に対応させていただきます。

当オンラインセミナーに近い内容はYouTubeでも配信しております。たとえば「ルワンダ 貧困編」に関しては下記の動画の内容をお伝えすることもできますし、これをもとにより踏み込んだ内容や、別の切り口からお伝えすることも可能です。

アフリカ 概要編」に関しても、下記動画のような情報を軸に、ご希望のお時間や内容にあわせてみなさまにぴったりのセミナーをお届けいたします。

②ルワンダ虐殺生存者との対話

ルワンダ虐殺を命からがら生き延びた女性にお話を伺います。彼女は夫や親族を大勢亡くしながらも、子どもと一緒に逃げ延び一命を取り留めました。

現在ではアフリカでもっとも治安が良い国といわれるルワンダ、たった30年ほど前にそんな悲惨な出来事が起こったなんて信じられませんが、当事者のお話を伺うとそれが今と地続きのできごとであると実感できます。

ルワンダ虐殺の直接的な原因はツチ族とフツ族の民族対立ですが、現在では民族を区分する習慣はなくなり「ルワンダ人はルワンダ人で、ひとつの民族である」という意識が強まっています。また、あまりにも悲惨な事件だったからこそいまだに心身に傷を抱える人も多く、虐殺について語ることは基本的にはタブーとなっています。

そんな状況だからこそ、当事者の口から直接お話を伺えることはなによりも貴重な機会です。語り部の女性は「ルワンダで何が起こったのか知ってほしい。それをまわりの人にも伝えてほしい」とおっしゃいます。ルワンダ虐殺という事例を通じて、日常に潜む対立や差別、平和の尊さについて考えてみませんか?

①オンラインセミナーの「ルワンダ 歴史編」と組み合わせてご利用いただけると、マクロとミクロの視点からより立体的にご理解いただけると思います。ルワンダ虐殺については下記の動画でも解説していますが、セミナーではYouTubeには載せられないより深い内容をお伝え致します。

③ルワンダの若者とカジュアルトーク

アフリカやルワンダのことを本やインターネットで調べれば、ある程度の情報は得られます。でも、「これって本当のところはどうなんだろう?」「現地の人はこれについてどう思っているんだろう?」と思うことはありませんか?

そんなちょっとした疑問や気になることを気軽に聞ける機会が、この「ルワンダの若者とカジュアルトーク」です。

ルワンダ人の若者とカジュアルに交流(画像はイメージです)

タケダの友人である20代のルワンダ人男性をゲストに、日常生活からお互いの暮らす国について、価値観について、カフェでお茶を飲みながらおしゃべりする気分で交流してみましょう。

言語は基本的に英語でのやり取りとなりますが、必要に応じてタケダが日英通訳をおこないますので、英語が苦手な方も安心してご参加いただけます。

バーチャルツアー

アフリカノオトのバーチャルツアーは、ビデオミーティングツールZoomを使ってルワンダの屋外からお届けするプログラムです。

バーチャルツアープログラム

前述のオンライントークでは室内から中継しますが、バーチャルツアーではスマホを片手に現地を歩きまわりながら撮影するので、臨場感のあるリアルタイムのアフリカの姿をお楽しみいただけます。

プログラムは、④首都キガリ(中心街・住宅街)、⑤農村部の暮らし、⑥ベルギー平和維持軍祈念館、⑦ニャマタ虐殺祈念館をご用意しています。

④首都キガリ(中心街・住宅街)

1994年のルワンダ虐殺から「アフリカの奇跡」と呼ばれるまでの発展を遂げている、ルワンダの首都キガリのバーチャルツアーです。高層ビルが立ち並ぶ中心街や住宅街を歩きまわりながら、またモト(バイクタクシー)と呼ばれる乗り物に乗りながら、「いま」の現地の景色をご覧いただきます。

「いま写ったものはなに?」「あのお店は何屋さん?」などリアルタイムにご質問いただくことも可能です。

ルワンダ街中の様子

スーパーマーケットによって現地で売られているものをチェックしたり、カフェやレストランに入ってどんなメニューがあるのかを見てみたり、お客様のご要望に応じていろんな角度からキガリの雰囲気をお伝えします。

ルワンダは「アフリカのシンガポール」を目指しているのですが、その言葉どおりゴミがほとんど落ちていない様子や、一本脇道に入ると未舗装の道があるという発展途上の状態もご覧いただけます。

当社の別プログラム、オンライン・スタディツアー「オンラインSTART」内でも以前中心街のバーチャルツアーを実施いたしました。そのダイジェストを下記YouTube動画にまとめてありますので、ご参照ください(Zoomで録画した映像ですので、画質がかなり粗いですが……)。

⑤農村部の暮らし

バーチャルツアー「農村部の暮らし」では、東部県ルワマガナ郡ムシャセクターを訪問いたします。首都キガリから車で1時間程度の村で、タケダが青年海外協力隊時代に活動していた場所でもあります。

ムシャセクターの道

キガリは高層ビルが増え、多くの道が舗装され、かなり発展してきている様子が伺えますが、ちょっと農村部に足を伸ばすとまったく違った景色が見えてきます。

ムシャセクターの景色

ここで知人の家庭を訪問し、室内の様子を見せてもらったり、ふだんの生活についてお話をうかがいます。もちろんみなさんから質問をいただいて、その場で答えていただくことも可能です。

当プログラムで訪問する家庭は下記YouTube動画にも登場しておりますので、ぜひご覧ください。

⑥ベルギー平和維持軍祈念館

ベルギー平和維持軍祈念館(Belgium Peacekeepers Memorial)は、1994年のルワンダ虐殺にて国連の平和維持活動において犠牲になった10人のベルギー兵を追悼するための場所です。

1994年のルワンダ虐殺では約100万人のルワンダ人が亡くなったと言われていますが、この地に平和をもたらそうと活動していた外国人にも被害が及んでいたのです。彼らが犠牲になった建物はそのまま資料館として保存されており、壁には銃弾の跡が生々しく残っています。

ここではなぜ国連がルワンダ虐殺を防ぐことができなかったのかそのとき現場にいた国連軍の兵士たちはどのように動いていたのかその後の国際社会はこの出来事から何を学びどう変わっていったのか、といったことを展示されている資料をもとに解説いたします。

【参考】ベルギー平和維持軍祈念館(Belgium Peacekeepers Memorial)から学ぶルワンダ虐殺

⑦ニャマタ虐殺祈念館

1994年のルワンダ虐殺において、大きな被害のあった場所です。

ニャマタ虐殺祈念館

祈念館所属のルワンダ人スタッフにガイドしてもらいながら、当時教会だった館内を見学可能。そのまま残されている被害者の方々の衣服や、棺の中に詰められた遺骨などから、その悲惨さを体感していただけます。

★虐殺祈念館でのバーチャルツアーが特別な理由
ルワンダ虐殺が起きたのはたった27年前(1994年)。いまだにそのときの傷を抱えながら生きている方々が大勢いらっしゃる、非常にセンシティブな問題です。それゆえに祈念館の撮影やその映像の配信には厳しい制限が設けられており、当社も該当機関に許可をもらって運営しております。映像の一般公開はできませんが、一部サンプルの共有は可能ですので関心をお持ちの方はご連絡ください。

注意点

  • オンラインスタディツアーの開催可能時刻は原則日本時間16:00~24:00(ルワンダ時間9:00~17:00)となります。日本とルワンダの時差を考慮した設定となっておりますので、ご了承ください。
  • プログラムはルワンダから配信いたします。日本よりもインターネット環境が悪いので、接続が途切れてしまう場合もございます。つなぎ直す際に数分間お待ちいただくこともあるかと思いますが、ご了承ください。

料金が一律でない理由

当スタディツアーでは、一律の料金を設定しておりません。興味をもっていただいたにもかかわらず、「なんだ料金は分からないのか」とがっかりさせてしまった方もいらっしゃるかもしれません。お客様にとってはもっとも大切な情報である料金が不透明であることは、不誠実に感じさせてしまうかもしれません。

しかし当社ではお客様一組一組にとって適正な価格でオンラインツアーを提供したいと考えております。たとえば公立の学校や個人のお客様の場合、予算が限られていることもあるかと思います。参加人数やグループの形態によっても、状況は変わってくることでしょう。

いかなるケースでも当社のツアーをご利用いただけるように、料金は一律にせず、お客様のご予算やご都合に応じて調整させていただきます。まずは下記の「お申し込み・ご相談フォーム」からお問い合わせをいただき、その内容に応じてお見積りをご提案させていただきます。もちろんすべてのご相談は完全無料で承りますし、結果的にツアー実施に至らなかった場合も料金はいただきませんのでご安心ください。

オンラインツアーが社会貢献に

お客様からお支払いいただいた料金の一部は、謝礼としてオンラインツアーに協力してくれるルワンダ人のパートナーたちにお渡しいたします(該当プログラムは、②ルワンダ虐殺生存者との対話、③ルワンダの若者とカジュアルトーク、⑤農村部の暮らし)。

「⑤農村部の暮らし」に協力してくれるホストファミリーとタケダ

平均月収5000円程度のルワンダでは、たとえ数千円の臨時収入であっても生活の質向上に大きな影響を及ぼします。たとえば約10円で卵1個、約100円でお米1kg、約1000円で1ヶ月有効な30GBのインターネットバンドルを買うことが可能です。

みなさまのツアー参加が間接的にルワンダ人の生活向上につながり、国の発展を支援することにもなります。当ツアーへの参加がルワンダだけでなく、世界のさまざまな問題に目を向けるきっかけとなれば幸いです。

運営者

タケダノリヒロ / Africa Note Ltd.

タケダノリヒロ/竹田憲弘(アフリカノオト代表/ Managing director, Africa Note Ltd.)

1989年、熊本県生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業後、大手食品メーカーで3年間営業担当。退職後、青年海外協力隊としてアフリカのルワンダで2年間コミュニティ開発(衛生啓発活動)に従事。その後、同国でスタディツアーや情報発信をおこなう会社Africa Note Ltd.を2018年9月に立ち上げる。コロナ禍においてはオンラインイベントを中心に事業展開中。

Twitter(@NoReHero)

Instagram(@norehero415)

↑最新情報は上記SNSでも発信中です。

スタディツアーをおこなう理由

私自身はもともと漠然と「社会貢献がしたい」「ソーシャルビジネスがしたい」という想いをもっており、その経験を積むために青年海外協力隊に参加しました。そこでたまたまルワンダに派遣され、「アフリカに行けば、自分でもたくさんの人の役に立てるだろう」と思っていたのですが、実際には自分の無力さを知るばかりでした。

1日1食が当たり前の家庭も多い食と栄養の問題、満足に安全な水を手に入れられない水問題、通学・進学を断念する人も多い教育問題など、自分ひとりではどうにもならないほど大きな問題がたくさんあることを知ったのです。

しかし、それだけではなく「知らない世界を知る楽しさ」も知りました。なぜルワンダがジェンダーギャップランキングで毎年上位に入るほど男女平等で評価されるようになったのか、なぜ「IT立国」を目指しどんな政策やサービスがおこなわれているのか、1994年の虐殺からどうやってこんなにも平和な国を築いてきたのか。日本のような先進国がお手本にすべきものごともたくさんあるのです。

自分にはルワンダの人たちが抱える大きな大きな問題を根本から解決する力はまだありませんが、彼らがどんな問題を抱え、どのように生き、何を考えているのかをみなさんに伝えることはできます。そして、それらの情報・体験はみなさんの生き方や働き方がポジティブな方向に変わるきっかけにもなりえると考えます。

「へー知らなかった!」「そうだったんだ!」と新たな気づきを楽しんでいただくだけでも幸いですし、「じゃあ自分には何ができるんだろう」「何がしたいんだろう」とみなさんが次の一歩を踏み出せるお手伝いができれば、これ以上うれしいことはありません。

このツアーからアフリカ・ルワンダの「今」を学び、ご自身と世界の「未来」について考えてみませんか?

興味をもっていただけたら、下記のフォームからお申し込みいただければ幸いです。「具体的な希望は固まっていないけど、どんなことができるのか相談だけでもしてみたい!」という方も、ご遠慮なくお問い合わせください。

お申し込み・ご相談フォーム