ルワンダ旅行で失敗しないための5つの準備|お金・SIM・禁止物・荷物対策まとめ

ルワンダへの渡航が決まったら、何を準備すればいいのか。
ビザや予防接種の情報はよく見かけますが、「現地でつまずきやすいポイント」まで教えてくれる情報はなかなかありません。
この記事では、2016年に青年海外協力隊でルワンダに来てから10年、毎年多くの日本人旅行者をガイドしている筆者が、特に知っておいてほしい5つのポイントをお伝えします。
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Contents
① 日本円は使えない——USDの新100ドル札で持参を
ルワンダでは日本円からルワンダ・フラン(RWF)への直接両替ができません。現地通貨として使う分は、必ずUSドル(またはユーロ)で持参してください。

換算の目安
RWFの価格からゼロをひとつ取ると、だいたい日本円に換算できます。
- 1,000RWF ≒ 100円
- 10,000RWF ≒ 1,000円
現地での物価感がつかみやすくなるので覚えておくと便利です。
お札の注意点
両替用は100ドル札がおすすめです。50ドル・20ドルなどの小額紙幣は両替レートが悪くなることが多いです。

そして特に注意してほしいのが旧100ドル札。クリーム色の旧デザインの紙幣は両替を断られることが多く、持ってきても使えないケースがあります。**新しい青みがかったデザイン(2013年以降流通)**を用意してください。毎年何人かのお客様が旧紙幣を持ってきてしまうので、出発前に必ず確認してください。
クレジットカードについて
外国人向けのレストランやショップではクレジットカードが使えるお店が多いです。VISAとマスターカードはほぼ対応していますが、AMEXは使えない店も多いので注意です。
② 空港の両替は「IPOSITA」で——Bank of Kigaliは非推奨
キガリ国際空港には両替できる場所が2か所ありますが、レートが全く異なります。
| 場所 | レート | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 到着出口右手の Bank of Kigali | 悪い | ✕ 非推奨 |
| MTN横の IPOSITA | 街中とほぼ同じ | ◎ おすすめ |
IPOSITAを目指してください。

両替時の注意点3つ
- パスポートの提示が必要です。終わったら受け取り忘れずに(たまに忘れる方がいます)
- その日のレートを確認して、返ってくるお札の枚数を事前に計算しておきましょう。例:200USD両替、レート1USD=1,450RWFなら合計29万RWF。5,000RWF札(最大額面)で58枚が返ってくる計算です
- 大量の札束になって返ってきます。周囲の人に見せないよう速やかにしまい、盗難対策で2〜3か所に分けて保管するのがおすすめです

③ SIMはeSIMより現地MTNが断然おすすめ
最近はeSIMで渡航される方も増えていますが、ルワンダでは現地SIMを強くおすすめします。 理由は3つです。

理由1:配車アプリが実質使えなくなる
ルワンダの配車アプリ(MOVEやYegoなど)を使うと、ほぼ必ず運転手から電話がかかってきます。地図が読めないドライバーが多く、電話で場所を確認するためです。
eSIMは電話番号がないため、電話を受けられません。つまりeSIMだと配車アプリが実質使えないのです。
理由2:ネットの安定性
「ルワンダ対応」を謳っているeSIMでも、実際にはほとんど繋がらないケースがあります。筆者が試したeSIMで使い物にならなかったものもありました。
理由3:圧倒的に安い
| サービス | データ量 | 期間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 日本のeSIM(例:World-eSIM) | 10GB | 14日間 | 約5,848円 |
| 現地MTN SIM | 10GB | 7日間 | 約500円 |
コストパフォーマンスが段違いです。
購入方法
キガリ空港の到着出口左手にあるMTN店舗でSIMカードを購入できます。パスポートを提示して登録(Register)→エアタイム(通話・ネット用のプリペイド残高)をチャージ→インターネットバンドルを購入、の順で手続きします。
④ ビニール袋は原則禁止——エコバッグを必ず持参
ルワンダはプラスチック袋の持ち込みと使用を2008年から禁止しています。

実態としては、荷物の中まで細かく調べられることは稀なので、ジップロックなどを荷物の目立たない場所に入れて持ってくることは可能です。旅行中に役立つ場面も多いので、現実的な選択です。仮に見つかっても、業者レベルの量でなければ没収されるだけで、罰金や拘束にはなりません。
ただし、現地のお店ではビニール袋をもらえません。 エコバッグは必ず持参してください。また、アカゲラ国立公園などでは使い捨てペットボトルの持ち込みも禁止されているので、マイボトルがあると便利です。
⑤ ロストバゲージ対策——大事なものは機内持ち込みに
ルワンダ渡航ではロストバゲージが比較的頻繁に発生します。対策はシンプルです。

大事なものをすべて預け荷物に入れず、機内持ち込み荷物にも分けて持参する。
具体的には以下のものは機内持ち込みにしておくことをおすすめします。
- 常備薬・処方薬
- スマホの充電器
- 最低限の着替え1〜2日分
- 貴重品(財布・パスポートなど)
万が一ロストしてしまっても、たいていは1〜2日後の便で荷物が届きます。ただし本人が空港まで取りに行く必要があるので、いつの便で届くかを必ず確認してください。

申告書類に記入する現地連絡先には、現地コーディネーターや手配会社の連絡先を書いておくとスムーズです。紙の受取証は絶対に失くさないようにしてください。

まとめ
ルワンダ渡航前に知っておくべきこと5つ、改めて整理します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ① お金 | 日本円NG。USD新100ドル札で持参 |
| ② 両替 | 空港ではIPOSITAで。Bank of Kigaliは非推奨 |
| ③ SIM | eSIMより現地MTN SIMが安定・安価・使いやすい |
| ④ ビニール袋 | 原則禁止。エコバッグを必ず持参 |
| ⑤ ロストバゲージ | 大事なものは機内持ち込みに分けて |
準備をしっかり整えて、ルワンダの旅を楽しんでいただければと思います。
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竹田憲弘(アフリカノオト代表)
ルワンダ在住10年。スタディツアーSTARTを運営。著書『アフリカに7年住んで学んだ50のこと』。
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