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アフリカ・ルワンダスタディツアーSTART2025年2月度レビュー

当社アフリカノオトが実施するスタディツアーSTART。2025年2月度の写真や参加者の感想をまとめました!

おもなプログラム

農村ホームステイ

代表竹田が協力隊時代に活動していた、東部県ルワマガナ郡ムシャセクターの民家でホームステイ!

キガリからは車で1時間程度と比較的近いですが、いわゆる農村部でのどかな場所です。周辺には学校、役場、ヘルスセンターなどがあります。

ふつうの旅行では見ることのできない、リアルなルワンダの暮らしを学べました。

当社が実施する社会貢献事業(シングルマザー世帯の生活支援)の話し合いや家庭調査にも参加してもらいました。

家庭調査では、現場のニーズを汲み取り、必要な支援を不平等なく分け与えることに緻密なプロセスが必要だと改めて感じた。条件を定めていく場に直接同席させてもらえたことがとても勉強になった。貴重な機会だった。
 彼女たちは虐殺の当事者であり未亡人だけれど、そんな大変さを感じさせないほど温かく、寛大に迎え入れてくれた。現地の言葉で直接ママたちと会話したい、心の距離が少しでも近づけたらなと思っていたので少し言葉を覚えてきた。ルワンダ語でコミュニケーションができたことが本当に、心から嬉しかった。 
 ただ、時にふと覗かせる神妙な表情がその苦悩を感じさせた。でもママたちが芝生の上で語り合っている姿からは、日頃の大変さをこうやってみんなで乗り越えてきたのかなと思った。ただのんびり語らうことが、互いを支え、救われる時間になっているのかなと。人との関わりを大切にしていること、コミュニティの結束をとても感じた時間だった。穏やかな人柄、これこそがルワンダ人なんだなと感じた。

 

学校訪問

ムシャセクターの学校G.S.Rusiisroを訪問!

今日は学校訪問をさせてもらいましたが子供達の笑顔とエネルギーが凄くとても元気をもらいました。質問の時間では日本の様にルワンダが国として発展するためにはどうすれば良いですか?という質問をくれた子や、授業後に個別に丁寧なお礼を言ってくれる生徒さんもおり、みな英語も堪能でとても聡明な学生さん達だなと感じました。遠目から実際の授業風景を観察しましたが、静かに机に座って勉強しているクラスがほとんどで、決して恵まれた環境ではない中でも諦めずに将来のために熱心に勉強している姿に感動しました。学校を支援する事もそうですが、彼らが一生懸命勉強した後に就職出来る仕事を創出する事も本当に重要だなと感じました。

 

Zipline

Zipline

ルワンダを代表するスタートアップZipline社を訪問!

ドローンを使って血液製剤を輸送するアメリカ生まれルワンダ育ちのスタートアップ。「IT立国」を目指すルワンダでもっとも有名な企業のひとつです。豊田通商が出資していることから、日本の五島列島でもZiplineのドローンが医薬品の運搬に活用されています。

ドローンの発射場

今日は特に関心の強かったZipline社に訪問し、彼らがこの国でどれだけ大きな影響を与えたのかについて丁寧にお伺いする事が出来ました。完全に自動化されたシステムによって運用されているドローンは、コストとオペレーションの煩雑さをカットする事で、ルワンダでも問題なく運用でき、社会インフラの様に機能している様子に感銘を受けました。自分自身も社会起業についてちょうど関心を高めていたタイミングだったので、この様に大きなペインを解決出来るビジネス創出をしたいという思いが強くなる体験でした。

JICAルワンダ事務所

代表タケダの複業先でもあるJICAルワンダ事務所を訪問!職員からルワンダにおける日本の国際協力や、実際の働き方などをうかがいました。

JICAの職員の皆さんにキャリアや国際協力のやりがいについてお話をお伺いさせていただきました。自分も大きなキャリアチェンジが必要だと感じていたタイミングでしたので、(JICA職員の)浅沼さんの大きなキャリアチェンジの経験についてのお話はとても参考になりました。

 

キガリ虐殺祈念館

1994年のジェノサイドの様子を記録した祈念館を訪問。

ルワンダ虐殺当事者とのお話会

あまりにも悲惨でセンシティブであるがゆえに、なかなか聞くことのできないルワンダ虐殺(ジェノサイド)についてのお話。当時の体験について、命からがら生き延びたルワンダ人女性に直接お話をうかがいました。

「この話を聞いた人たちは虐殺の悲惨さをまわりの人に伝えて、平和のアンバサダー(大使)になってほしい」という彼女の気持ちを受け止めてもらいました。

虐殺を生き延びたサバイバーの方のご経験があまりにも壮絶で言葉が出ませんでした。酷く辛い経験をされたお話を次世代に語り継いでくれる事に感謝しています。

その他

  • 都市部貧困層の家庭訪問
  • キミロンコ市場訪問
  • 起業家育成施設FABLAB訪問
  • 代表タケダの妻、竹田あすかとのお話
  • コーヒーツアー&ムランビ虐殺祈念館訪問(自由時間のオプションとして)
  • アカゲラ国立公園サファリツアー(自由時間のオプションとして)

ルワンダで出会った全ての人が自分にとっては印象深く、どの言葉もとても強く記憶に残っています。特に挙げるとすると、竹田さんが国際協力に携わる前と後では多くの挫折を経験して、人間的に大きく成長し、変化できたというお話は自分にも共感できる部分が多く、また最近は成長が鈍化している様に感じたので、国際協力に携わることで自己成長したいという思いに繋がりました。

あなたのご参加をお待ちしています!

アフリカノオトのサービス&コンテンツ

【スタディツアーSTART】
農村ホームステイや現地在住日本人との交流などを通して、ルワンダの歴史や文化、国際協力、ビジネスを学ぶプログラム
https://rwandanote.com/2018/10/10/start-plan-list/

【ルワ旅コーデ】
日程や行程を自由にお決めいただけるオーダーメイドサービス
https://rwandanote.com/special/rwatabi/

【著書】
『アフリカに7年住んで学んだ50のこと: ルワンダの光と影』
7年のルワンダ生活で得た学びを、50の章にまとめました。きっとあなたにも刺さる発見が、50章のなかにあるはずです。
https://amzn.to/3TYTtqq

【オンライン講座】
『はじめての国際協力〜アフリカ・ルワンダを事例とした現状理解〜』(Udemy)
「アフリカの奇跡」と称される経済発展を遂げているルワンダ。そのルワンダを事例にアフリカや国際協力について学ぶ講座です。
https://www.udemy.com/course/africanote/?referralCode=7970B3EA0E02845446CA

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