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ルワンダ渡航に黄熱病ワクチンは必要?ビザと入国審査もまとめて解説

「ルワンダに行きたいけど、ビザってどうやって取るの?」 「黄熱病のワクチン、打たないといけないの?」 「入国審査で何を聞かれるのか不安……」

初めてアフリカに行く方にとって、こういった「手続き系」の疑問は特に不安が大きいと思います。

この記事では、2016年に青年海外協力隊でルワンダに来てから10年、現地でツアー業を営んでいる筆者が、ビザ・予防接種・入国審査の3つをまとめて解説します。

結論から言うと、ルワンダの入国準備はとにかくシンプルです。 安心して読み進めてください。

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予防接種:必須はゼロ

ルワンダ渡航に必須の予防接種はありません。外務省・海外安全ホームページ情報

以下の接種は「推奨」とされていますが、いずれも「必須」ではなく、接種なしでも入国できます。

腸チフス、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、黄熱

予防接種は一種類で2〜3回打たないといけないものもあり、費用も合わせると数万円になります。筆者自身、協力隊時代に打った分の有効期限はとっくに切れていますが、10年間暮らして問題ありません。ご自身の判断で、必要と思うものを打っていただければと思います。

黄熱病ワクチン:エチオピア経由でも不要

よく聞かれるのが「エチオピア経由でルワンダに行くけど、黄熱のワクチンは必要?」という質問です。

答えは不要です。

「黄熱に感染する危険のある国から入国する旅行者は証明書が必要」とされていますが、これはその国に「入国」した場合の話。エチオピアの空港を経由するだけで、入国(immigration)しなければ証明書は不要です。

ただし、ルワンダ以外の周辺国(コンゴ民主共和国など)に足を伸ばす予定がある場合は、黄熱ワクチンを打っておくことをおすすめします。

マラリア対策は必要

予防接種とは別に、マラリア対策は必要です。

ルワンダでかかりやすい病気のトップがマラリアです。ただし、マラリアを媒介するハマダラカは日暮れ〜明け方にしか活動しません。日没後の外出時に虫除けスプレーを使い、できれば長袖長ズボンで過ごすことを意識してください。

マラリア予防薬は現地で手に入りにくいので、必要な方は日本で購入してきてください。なお、2024年以降ルワンダ国内でのマラリア症例数が再び増加傾向にあるので、以前より注意が必要な状況です。

たびレジへの登録もおすすめ

外務省が提供する「たびレジ」に渡航前に登録しておくと、現地の安全情報を日本語でリアルタイムに受信できます。無料ですので、ぜひ登録しておいてください。


ビザ:3パターンを滞在日数で使い分け

滞在日数によって最適な取り方が異なります。

パターン①:30日未満の旅行——アライバルビザ(50USD)

最も一般的なのがアライバルビザ。キガリ空港に到着してから、その場で取得できます。 事前の申請は一切不要です。

  • 料金:50USD
  • 滞在可能期間:30日未満・シングルエントリー
  • 支払い:原則クレジットカード払い(カウンターで現金は「Final option」と言われるほどカードを求められます)

オンラインでの事前申請もできますが、システムエラーで反映されていないケースがあるため、個人的にはアライバルのほうが確実でおすすめです。

パターン②:30日〜3ヶ月の滞在——オンライン事前申請(70USD)

30日を超えて滞在する場合は、事前のオンライン申請が必要です。

  • ルワンダ移民局の公式サイトから申請
  • 「V1-Holiday Purpose」の「Multiple Entry」タイプを選択
  • 料金:70USD

パターン③:ウガンダ・ケニアにも行く——東アフリカ観光ビザ(100USD)

ルワンダだけでなく、ウガンダやケニアにも足を伸ばす予定がある方には「東アフリカ観光ビザ(EATV)」がおすすめです。

  • 3か国をカバー、有効期間90日
  • 料金:100USD
  • キガリ空港で事前申請なしに取得可能

入国審査:よく聞かれること&答え方

ルワンダの入国審査は突っ込んで聞かれることもありますが、落ち着いて対応すれば問題ありません。

渡航目的は?(What is your purpose?)「Sightseeing(観光)」 と答えてください。本格的な調査・研究・取材などが目的の場合でも、特別なビザが必要とされる場合があるため「Sightseeing」が無難です。

どこに泊まるの?(Where do you stay?) → 宿泊先の名称・住所・電話番号をすぐに答えられるよう準備しておいてください。スマホに保存しておくだけでOKです。

現地での連絡先は?(Do you have a contact number in Rwanda?) → 現地コーディネーターや手配会社の連絡先を答えましょう。アフリカノオトをご利用の方は当社の情報をお伝えください。

ルワンダでどこに行くの?(Where do you visit in Rwanda?) → 一般的な観光スポットを答えてください。 例:Kigali Genocide Memorial(虐殺記念館)、Kimironko Market(キミロンコ市場)、Akagera National Park(アカゲラ国立公園)

パスポートのコピーを携帯して 盗難・紛失に備えて、パスポートのコピーを別の場所に携帯しておくことをおすすめします。スマホで写真を撮っておくだけでも有効です。


まとめ

項目内容
予防接種必須はゼロ。マラリア対策(防蚊)は必要
黄熱病ワクチンルワンダ単独なら不要。乗り継ぎのみも不要
ビザ(30日未満)アライバルビザ 50USD・カード払い・事前準備不要
ビザ(30日〜3ヶ月)オンライン事前申請 70USD
ビザ(周辺国も行く)東アフリカ観光ビザ 100USD
入国審査目的は「Sightseeing」。宿泊先と連絡先を準備

ルワンダへの入国手続きは、思っていたよりずっとシンプルです。この記事が渡航前の不安解消に役立てれば嬉しいです。

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