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日本企業とNGOを仲介、ルワンダでソーラーライト寄付活動開始

この度弊社Africa Note Ltd.は、日本でポータブル電源やソーラーパネルの販売をおこなうソラリッチ株式会社の現地代理人として、NPO法人ルワンダの教育を考える会(NPO TER)とルワンダにおけるソーラーライト寄付活動に関する合意書を締結いたしました。

NPO TERスタッフとアフリカノオト代表竹田

この取組みにおいて計400個のソーラーライトが、ルワンダのニャガタレ郡とカヨンザ郡の脆弱層に200個ずつ寄贈されます。

ルワンダ地図と対象地域

ルワンダではいまだに電気を日常的に使えていない方も多く、それによって日々の暮らしや仕事、勉強に支障が出ています。そんな状況に対して、ソラリッチが資金提供者となり、現地コミュニティとのネットワークをもつNPO TERが脆弱層の特定、ライトの配布、モニタリングをおこなうことにより、400もの家庭に明かりが灯ることになります。配布開始は12月上旬の予定です。

ステークホルダー

ソラリッチからルワンダに貢献したいという相談をいただいた私(アフリカノオト代表・竹田)がもっとも印象深かったのは、「現地に貢献できるのであれば、寄付するモノは自社商品でなくても構わない」という岩井代表の想いです。

自社商品を買ってもらえれば企業にとっても直接的な利益となるので、それが最善の選択肢であることは間違いないでしょう。しかしルワンダは内陸国で輸送コストもかさむため、限られた資源で開発インパクトを最大化するため、相談の結果現地で調達可能な低コストかつ十分な機能をもつソーラーライトを寄付することになりました。

現地のパートナーとしてNPO TERにお声がけしたのは、同団体がすでに国際NGOのLet There Be Light Internationalと組んで同様の取組みをしている実績があったためです。課題解決のためには資金だけではなく、現地コミュニティとの強いつながりをもつアクターの存在が不可欠です。その点、NPO TERにご協力いただければ、現地の方々に確実にライトを届けられると考え、パートナーとなっていただくようお願いいたしました。

2026年にはソラリッチの岩井代表による現地訪問や、追加の支援も予定されています。現地の人々の生活がどのように変わったのか、引き続きレポートしてまいります。

アフリカノオトの提供サービス

アフリカノオトでは、日本人とルワンダをつなぐさまざまなサービスを提供しています。

すこしでもご関心のある方は、お気軽にお問合せください。

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