はじめてのアフリカ渡航、行き先に迷ったらルワンダをおすすめする6つの理由

「アフリカに行ってみたい」
そう思ったことがある方は、意外と多いんじゃないかと思います。でも、実際に行動に移せる方はまだまだ少ないですよね。
危なそう。準備が大変そう。何語を話せばいいかわからない。そういったハードルが積み重なって、「いつか」のままになっている方を、私は何人も知っています。
私はいまルワンダという国に住んでいます。JICAの青年海外協力隊として来て、そのままこの国でツアー会社を立ち上げました。毎年、「はじめてのアフリカ」としてルワンダを選んでくれる日本人のお客様のガイドをしています。
ツアー業者としての贔屓目は差し引いても、やはりはじめてのアフリカ渡航にはルワンダをおすすめしたいです。その理由を、今日は正直に書いてみます。
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① 治安が良い
真っ先に挙げたいのはこれです。
Numbeoの2025年最新データでは、ルワンダはアフリカで最も安全な国(安全指数73.6)。Gallupの調査では「夜間にひとりで外を歩けると感じる」割合が78%で世界38位。イギリス(76%)、フランス(73%)、アメリカよりも上です。

2023年のBBC Travelの記事では、女性のひとり旅で安全な国として、スロベニア・アラブ首長国連邦・日本・ノルウェーと並んでルワンダが選ばれています。アフリカの国がこのリストに入ること自体、なかなか異例のことだと思います。
私は夜、普通に外を歩きます。お客様も帰国後に「思ってたより全然怖くなかった」とおっしゃる方がほとんどです。それが正直なところだと思います。
② 準備が楽
アフリカ渡航のハードルのひとつが、予防接種とビザです。

予防接種について。 ルワンダには、入国に必須の予防接種がありません。腸チフス・A型肝炎・B型肝炎・黄熱などは「推奨」されていますが、「必須」ではなく、接種なしでも入国できます(外務省・FORTH情報)。
予防接種は一種類で2〜3回打たないといけないものもあって、費用も合わせると数万円になります。私自身、協力隊時代に打った分の有効期限はとっくに切れていますが、何年もここで暮らして問題ありません。
黄熱については、ルワンダはWHOの感染危険国に指定されていないので、ルワンダだけに行くなら特に心配しなくて大丈夫です。ただし周辺国にも足を伸ばす予定がある場合は、念のため打っておくといいかもしれません。
ビザについて。 ルワンダには「ビザオンアライバル」という制度があります。空港に着いてから、その場で購入できます。料金はUSD 50で、カード払いも可能です。オンライン事前申請もありますが、システムエラーで反映されていないケースもあるので、私個人的にはアライバルのほうが確実でおすすめです。
③ 英語が通じる
アフリカにはフランス語やポルトガル語が公用語の国も多くあります。そういった国では、英語しか話せない日本人にはハードルが高いです。

ルワンダはルワンダ語・フランス語・英語・スワヒリ語が公用語ですが、観光客が接する場面——お店、タクシー、ホテル——では基本的に英語で話が通じます。「英語も自信がない」という方でも、ジェスチャーとスマホ翻訳でだいたい何とかなります。
④ 穏やかでやさしい国民性
ルワンダの人々は、日本人に似て控えめでおとなしいとよく言われます。

西アフリカに行くともっと陽気でハツラツとしているそうですが、私はあまり元気すぎる人たちに囲まれると疲れてしまうので、ルワンダ人くらいの距離感がちょうどいいと感じています。完全に好みの問題ですが。
シャイで人見知りな方も多いですが、だからといって冷たいわけではありません。困っていると、知らない人でもおせっかいなくらいに助けてくれることもあります。
⑤ 気候が良い
「アフリカの軽井沢」と呼ばれる国です。

首都キガリの標高は約1,450メートル。年間平均気温は20.7℃で、日中でも最高気温は27〜28℃ほどです。32℃になると「異常気象だ!」とニュースになるくらいです。
雨季もありますが、日本の梅雨のようなジメジメ感はなく、強い雨が降っても、しばらくするとスッと晴れます。緑に囲まれたカフェのテラスで、ルワンダコーヒーを飲みながら「千の丘の国」の景色を眺める——それがこの国の良さを最大限に楽しむ方法だと思っています。
⑥ 街がきれい
「アフリカのシンガポール」を目指している国だけあって、街が本当にきれいに保たれています。

正確に言えば、ポイ捨てをする人はゼロではないし、道端でゴミを見かけることもあります。でも毎日、街のいたるところで清掃業者さんたちが掃除をしてくれているので、長時間放置されることがありません。
ルワンダはプラスチック袋の持ち込み・使用を2008年から禁止しています。入国時に空港でビニール袋を没収されることもありますので、旅行者の方はご注意ください。環境への意識という意味でも、途上国の中で際立っている国だと思います。
まとめ
はじめてのアフリカ渡航にルワンダをおすすめできる理由、まとめると:
- 治安が良い ——アフリカ最安全(Numbeo 2025)、夜間外出安全度は英仏米より上
- 準備が楽 ——必須予防接種なし、空港でUSD 50のビザを購入するだけ
- 英語が通じる ——観光場面では基本OK
- 穏やかな国民性 ——控えめで、日本人に似た距離感
- 気候が良い ——年間平均20.7℃、アフリカの軽井沢
- 街がきれい ——アフリカのシンガポール、プラ袋は2008年から禁止
「アフリカに行ってみたいけど、どの国にすればいいかわからない」という方は、ぜひルワンダを候補に入れてみてください。
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