食と教育支援の給付開始!〜ルワンダのシングルマザー20世帯の生活支援〜

クラウドファンディングでご支援いただいた資金をもとに、ルワンダのシングルマザーたちの生活支援をおこなっています。
前回までのあらすじ
- 12月31日:クラウドファンディング終了、約85万円を調達(過去記事)
- 1月20日:ルワンダ再渡航(過去記事)
- 2月9日:支援対象グループにクラファン結果報告、使い道再協議(過去記事)
- 2月中旬:寝具の購入、運搬、配布【支援1】
- 3月16日:寝具の使用状況確認(過去記事)、食の支援方法協議(過去記事)
- 3月下旬:教育の支援方法協議、「食」支援金品給付【支援2】(今回の記事)
- 4月上旬:「教育」支援金品給付【支援3】(今回の記事)
支援第2弾!「食」支援金品給付
70万ルワンダ・フラン(約7.7万円)を使って、食の支援が実施されました!

米袋の山!

食用油が入った箱
食に関する支援の内訳は以下の通り。現物だけでなく、各家庭のニーズにあわせて買い物ができるように現金給付(1万ルワンダ・フラン=約1100円/世帯)も実施。

食の支援は今後も3ヶ月おきに計4回予定しています。

「みんなが日々の食事の心配をしなくて済むようにしたい」と語っていた、リーダーのフェーザさん。
少なくともこの1年間はママたちがそんな心配をしなくてもすむようになりました。
みなさまからのご支援のおかげで、本当に意義のある取り組みになっています。ありがとうございます!
支援第3弾!「教育」支援金品給付
つづけて教育の支援。教育には180万ルワンダ・フラン(約19.8万円)を充てました。4月中旬から新学期が始まるので、それにあわせて支援を実施。

支援に感謝する女の子

支援品配布の様子
教育に関する支援の内訳は以下の通り。
学用品には932,000 ルワンダ・フラン(約125,000円)を使用。

トイレットペーパーやコンドームを配るところに日本との違いが出ていますね。
配給品はママたちの相談によって決められました。これまで現金収入がほとんどなかったので、我々から見たらなんてことのないこういったものでも、子どもたちに与えることができた喜びはひとしおだと思います。
学費には868,000ルワンダ・フラン(約9.5万円)を使用。話し合いによって選ばれた16名の子どもたちのために使われました。

特にセカンダリースクール(中等学校=中学と高校が一体になった学校形態)は出費が大きいので、これらを各家庭が捻出するのは非常に困難でした。
これによって子どもたちが学校に通い続けることができます。ありがとうございます!
支援活動は一段落
ここまでで寝具、食、教育と3カテゴリすべての支援を実施することができました。
クラウドファンディングを中心にいただいた資金、約85万円の使途が下記の通り確定し、支援活動のはじめの一歩が一段落いたしました。
今後は6,9,12月に食の支援を継続してまいります。

クラウドファンディング以降も、当社のスタディツアー売上の一部を支援のために積み立てておりますし、「支援したい」というお声をいただいた個人の方々からの支援金もお預かりしております。

課題となっていた職業的自立支援(ママたちやその家族が自分たちで稼いで自立していけるようにすること)も、解決の糸口が見えてきました!こちらについてはまだまだ先になりますが、追ってご報告できればと思います。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
ルワンダスタディツアー
ホームステイに参加&支援対象のお母さんたちに会えるプログラムは以下の2通り。ぜひご覧ください!
【スタディツアーSTART】
農村ホームステイや現地在住日本人との交流などを通して、ルワンダの歴史や文化、国際協力、ビジネスを学ぶプログラム

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もしまわりに「アフリカに行ってみたい」という方がいらしたら、ぜひぜひご紹介ください!
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