norihiro415/ 9月 25, 2019/ スタディツアー「START」

アフリカノオト代表のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

スタディツアー「START」の第9期(2019年9月17〜23日)を実施しました!

メンバー紹介、各プログラム、参加者の声をお伝えします!

第9期メンバー

START第9期メンバー!

手前から時計まわり
いくちゃん:IT営業からコンサルに転身予定。ある大学教授の「現地に行くといろんなビジネスチャンスに気付く」という言葉からSTARTに参加。好奇心旺盛なムードメーカー。ロストバゲージにもめげないハートをもつ。

もか:広告会社を退職し世界一周中。大学時代にやりたかったけどできなかった国際協力やボランティアにたずさわるため参加。感性豊かでアクティブ。映画に詳しくイギリス人俳優好きになりがち。

よっち:将来的に国際協力を仕事にしたいと考えている大学1年生。ルワンダの文化や生活を肌で感じ、現場を自分の目で確かめるため参加。おだやかだけどタフで年の離れたメンバーとも打ち解けられるコミュ力の持ち主。嵐が好き。

いしけん:JETRO(日本貿易振興機構)で)でインフラ分野の海外展開支援を担当。ICT×国際協力への興味から参加。物腰柔らかながらここぞという時にはリーダーシップを発揮。「1日はトイレにはじまりトイレに終わる」という名言を残す。

・タケダ:スタディツアー「START」主催者。ルワンダの環境のせいか鼻毛の成長速度が著しいことが最近の悩み。

実施プログラム

JICAルワンダ事務所訪問

JICA(Japan International Cooperation Agency/国際協力機構)ルワンダ事務所を訪問!

永瀬次長にキャリアについてお話いただきました

丸尾所長から「ルワンダにおける日本の国際協力」について、永瀬次長からキャリアについてのお話をうかがいました。

【参加者の声】
永瀬さん(次長)のキャリアの話から国際協力のかたち、携わり方の多様さについて驚きました。自分なんも知らんな、、と反省です。自分が何をしたいか?どういう手段があるか?を考える癖をつけたいなぁと思いましたね。。。
自分の今の状況からどういう道がとれるか、自分はその道をとりたいか?などなど、模索してみます。

K-Lab, Fab-Lab 視察

起業家育成施設であるK-Labモノづくりにおける技術向上・活用促進を目指した施設であるFab-Labを見学しました。

起業家育成施設kLabを訪問!

【参加者の声】
kLab, FABLABに関しては少数であれ先生的存在ありきだと思っていたので、個人商店状態で利用しているのが意外だった。見た限りお互いコミュニケーションも取っていなさそうだったし情報共有なども少なそうな印象を受けた。
また郊外にも拠点を3つ増やすという話では、都市部でもただ場所の貸し出しのような状況の中で、設置後の活用について疑問を覚えた。

キガリ虐殺祈念館(Kigali Genocide Memorial)

1994年のジェノサイドの様子を記録した、キガリ虐殺祈念館を訪問。

キガリ虐殺祈念館内のモニュメント。「kwibuka」とはルワンダ語で「思い出す(to remember)」という意味

【参加者の声】
人は誰でも被害者にも加害者にもなり得る。だからこそ、今が平和であってもbe平和の状態に満足するのではなく、do平和(平和のために動く)ことが重要だと思った。

虐殺が起きたのはたった25年前。たくさんの「経験者」がこの社会を生きています。

遠い世界のできごとだった虐殺を、すこしだけ身近に感じることができました。

日本人起業家・インターン生、日本企業出張者との会食

予定にはなかったプログラム。日本人起業家・インターン生、日本企業出張者たちとK-Lab, Fab-Lab視察時にばったりお会いしたため、会食が実現しました(STARTではこんなラッキーチャンスもあります!)。

タケダのルワンダ講座

ルワンダのビジネス、教育、文化など知っておくべきポイントをクイズ形式で学習!ルワンダ在住歴3年のタケダが丁寧に解説します。

農村ホームステイ

代表タケダが協力隊時代に活動していた、東部県ルワマガナ郡ムシャセクターにお連れしました。

キガリからは車で1時間程度と比較的近いですが、整然とした首都キガリとはまったく異なるルワンダの牧歌的な姿を確認することができます。

包容力抜群のホストマザーといくちゃん&もか

【参加者の声】
ムシャセクターは想像してたアフリカって感じだった。キガリにいると、電気も水も不便はないけれど、農村部に行くと、電気はあるけど暗いし、水は公共水栓まで汲みに行かないといけないから、インフラも都市と農村では全然違うなと感じた。それでも電気があって、綺麗な水がくめるというだけでも本当に貧しい地域と比べればいい方なのかな…
あと、人が本当に暖かい。道ですれ違っただけでみんなハイタッチしてくれるからすごく嬉しかった!

ホームステイ集合写真!後列右:大江里佳さん、後列右から2番目:出口わかなさん(青年海外協力隊)

なお、農村ホームステイおよび授業ボランティアでは、大江里佳@satoka817さんにルワンダ語通訳をお願いしました。

おかげで英語が通じない場面でも深い交流をすることができました。

ことばだけでなく、ルワンダ人の生活や文化にも精通していて、現地に根ざした生き方に「かっこいい!」と憧れる参加者も多いのです。いつもありがとう!

【参加者の声】
フェーザ(ホストマザー)の人柄が本当にあったかくて、歓迎してくれたことがとても嬉しかった。虐殺で大切な人を失って、一時期人のことを信用できなくなったこともあったと言っていたけれど、それを乗り越えて生きているフェーザは強い人だと感じた。また、自分は農村部のコミュニティが密で、家族の境界線がわからないようなのが素敵だなと感じていたけれど、その負の側面(噂話や恨み妬み)も知ることができたのはよかったと思う。ルワンダに来る前から、平和構築に興味があったので、虐殺の後の民族共生のトレーニングガチャチャ裁判(※)の話は日本に帰ってからも、自分でもっと調べたいと思った。

※ガチャチャ裁判……ジェノサイド後、2002年から2012年まで全国の村でおこなわれた裁判。約82万人の加害者が処罰された。

参考:【2014年度派遣報告】片山夏紀「ルワンダ・ガチャチャ裁判後の被害者と加害者による日常の再編に関する研究」 | アフリカの潜在力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合的地域研究 

授業ボランティア

ムシャセクターにあるルシシロ小学校で、授業ボランティアをおこないました。

生徒たちを指導するよっちともか

ルワンダ到着前から参加者同士オンラインで話し合いや準備を進めてもらい、当日の進行も参加者たちが先生となって実施。

テーマは「夢を広げること」。

「『夢はなに?』と聞いても、情報がすくなく、世の中のことをあまり知らない子どもたちからは身近な職業しか出てこない。彼らの夢を広げるためにはどうすれば良い?」という問いに対する解決策としての授業をしてくれました。

具体的には、「好きなこと」をマインドマップの中心に書き、その「好きなこと」を叶えられそうな「夢(職業や方法)」を書くというもの。

夢を広げるマインドマップ

これによって、「先生になりたい」と思っていた生徒も「プログラマーやウェブデザイナーっていう道もあるんだ!」と視野を広げることができました。

なにより収穫となったのは、このマインドマップを見て先生が「ぜひ授業で活用したい!」と言ってくれたこと。

今回のメンバーによる授業は一回きりですが、先生の考え方をアップデートすることで継続的な価値のある授業にできるということを実感できました。

授業をサポートしてくれたエジーデ先生と。

【参加者の声】
生徒から好きなこと(food, science, studyなど)が出て発表もスムーズに行えて良かった。何よりも生徒も楽しそうで、私たちも楽しくて、言葉は違うけど、楽しさを共有できたのは大成功だと感じた。
一方、人間知恵の輪10人が難しく達成感を感じて終わらせられなかったこと、好きなこと⇄夢の関連性が生徒には理解しづらかったなど反省する点も多々あった。
①共通言語の重要性(英語が必修でもまだまだ伝わらない/自分の小6の時を考えたら納得)
②先生1人でクラスを回す大変さと工夫
③生徒自身で思考を発展させる難しさ
を強く実感。ホームステイに加えて授業ボランティアを行うことでより深く農村の暮らしを知れた気がします。

MAHORO handmade accessories

タケダの妻あすか(@asukanyaaa)が制作している「MAHORO handmade accessories」。

アフリカ布でつくったアクセサリーとバナナペーパーでつくった封筒

アフリカ布(キテンゲ)の捨てられてしまう端切れを再利用した、環境にやさしいピアスやイヤリングです。

参加者のみなさんにも好きな柄の布を選んで、ご購入いただきました!それぞれのカラーに合っていて素敵!

MAHOROのアクセサリーで日本でもルワンダのこと思い出してね

WFP 並木愛さんのお話

JPO制度(※)を利用してWFP(国連世界食糧計画)で勤務している並木愛さんとの食事会!

※JPO制度……日本政府の経費負担で一定期間(原則2年間)各国際機関で職員として勤務し、必要な知識・経験を積むことができる制度。

WFP並木愛さんとの食事会

【参加者の声】
本当に楽しそうに仕事の話をするなというのが印象的だった。私も自分が天職だと胸を張って言える職業に就きたい。そのためには、自分が好きなことを続けていくこと、自分に正直に生きていくことが大事なんだと思った。また、自分から危険な任地に行きたいと言っていて、その覚悟がすごいなと思う。私は自分の命の危険を冒してまで誰かの命を救いたいと思うだろうか…と。

KISEKI Tour of Beauty

みなさんに泊まっていただいた日本人宿KISEKIが運営するツアーです。こちらで雇われている女性たちが暮らす家を訪問し、現地の方々との交流を楽しめました。

Tour of Beautyでお宅訪問!大家族!

【参加者の声】
Tour of beauty で感じたことは、人間てすごいなということ。ものがないなら、ないなりに工夫して生きていけるんだということを実感した。自分は日本で生まれ育って、便利な生活を享受してきたけれども、それと同時に生きる力を失ってきたんだなということを感じた。1つ疑問に思ったことは、なんでこんなに子供を産むのだろうか、ということ。今回訪問したままは子供が8人と言ってたし、そのお母さんは子供が14人いる(1人亡くなった)と言っていた。子供を産んで育てるのにお金がかかるのはわかっているはずなのに、なぜ?と感じた。農村部であれば、働き手として子供が必要ということもあるかもしれないけれど、都市部でもそうなのか気になった。

仕事の都合で、いくちゃんはここで帰国!

空港に向かういくちゃん

ムードメーカーがいなくなりすこしさびしくなりましたが、再会を約束してお別れ。もう少しSTART第9期は続きます!

Japan-Eastafrica Business Center, CEO 牧野広太さんのお話

牧野さんに質問するいしけん

印象に残ったことは、「今ある選択肢のなかで、ワクワクするものを選び続けたい」ということ。ワクワクするものがあっても、その覚悟を決めるのは難しい。その壁を乗り越えられるかどうかが、社会人になっても何らかの形で国際協力を続けられるか、普通に日本で就職するかの分かれ目なのかなとも思った。また、できる、できない、やらないと、やるべきではない、ではなく、ワクワク度でものを判断しているからこそ、仕事を楽しいと言えるのかなと思った。あとは、持続可能な事業をやっていきたいんだったら、ちゃんと自分で稼げるようになったうえで、最後に国際協力がくっついてくると言っていたのが印象的だった。

Kigali Arts Festival

年にいちど、キガリ市内で開催されているマーケット。地元のアーティストや職人たちのつくった工芸品やおみやげなどが売られていました。

ネイルをしてもらったもか

振り返りミーティング

最終日のミーティングでは「キャリアブレスト」を実施。人のいいところを見つけて、みんなでその人のキャリアを考えよう、というワークショップです。

参考:人のキャリアをブレストする!「キャリアブレスト」のやりかたを解説します!|テル|note 

「キャリアブレスト」で決めたネクストアクション!

最終日にみんなでひたすら褒め合い、新たなキャラクターを発掘することで、とてもいい雰囲気でツアーを終えることができました。

【参加者の声】
参加前:50点、参加後:90点。200点〜!と言いたいところですが、経験したことや聞いた話が濃縮されすぎていてまだきちんと整理できていなかったり、インプット量が多すぎてアウトプットや他の参加者への発信が少なかった点からこの点数です。伸びしろ!と思っていつか1億点になれるように頑張ります。

ここをスタートラインとして、それぞれの道を突き進んでください!そしてこの第9期のつながりもこれからが本番です。STARTの先輩後輩を交えながら、熱く語り合える関係を続けていきましょう!

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