筑波大学でアフリカ・オンライン・フィールドスタディを実施

アフリカノオト代表の竹田憲弘です。筑波大学にて非常勤講師として講義「アフリカ・オンライン・フィールドスタディ」を担当しています。
2025年度春学期の授業が今週からスタート。2024年度秋学期に続いて、2回目となります。
アフリカ・オンライン・フィールドスタディ 授業概要
アフリカ各国で活躍する起業家を講師として,講師・現地スタッフと共に現場の課題を共有し,その課題の解決⽅法を探索する.学⽣はリモートで接続するので,直接,現地に留学すること無く,海外でのフィールド・スタディを体験できる.本講義を通じて,受講⽣は,国際的フィールドでの課題解決プロセスを学習し,必要な知識・経験を理解できる.
出典: 筑波大学シラバス
「アフリカ各国で活躍する起業家」として、シエラレオネで活躍するNPO法人アラジの代表・下里夢美さんも講師を担当しています。この授業にわたしを誘ってくださったのも下里さんでした(数年前に別の方からも当授業のお誘いを受けたものの、その際は実現していませんでした)。取りまとめているのは山本亨輔先生。
この授業では「広い視野と国際性:自身の専門に留まらず文化・社会と自然・物質に関して幅広く理解し、異文化を理解・尊重する能力〔人類の文化・社会と自然・物質に関する幅広い理解、異文化への理解と尊敬〕」の獲得が目指されています。
竹田の授業内容
授業内容は以下の通り。
No. | 内容 |
1 | 自己紹介&ルワンダの基本情報&キャリア 1.1 自己紹介 1.2 ルワンダの基本情報〜「アフリカの奇跡」の光と影〜 1.3 国際協力キャリア〜JICAとは?青年海外協力隊とは?〜 |
2 | アフリカノオトのビジネスモデル〜ネット・SNSを駆使した営業ゼロの集客×ニッチ戦略〜 2.1 [WHAT] 何を売ってる? 2.2 [HOW] どうやって集客してる? 2.3 [WHY] なぜ、どんな想いで仕事してる? |
3 | 現地パートナーへの聞き取り 3.1 聞きたいことリストの作成 3.2 当社ホームステイプログラムのホストシスター 3.3 当社パートナードライバー 3.4 竹田との質疑応答 |
4 | 収益向上改善方法の提案 1.1 口頭での壁打ちによる情報整理 1.2 収益向上改善案の作成(ワーク) 1.3 収益向上改善案の発表 1.4 フィードバック |
5 | 社会貢献事業改善方法の提案 1.1 口頭での壁打ちによる情報整理 1.2 収益向上改善案の作成(ワーク) 1.3 収益向上改善案の発表 1.4 フィードバック |
6 | 最終報告会 |
当社の収益向上方法、社会貢献事業の改善方法を、生徒にはコンサルタントになったつもりで検討してもらいます。その提案を通じて、アフリカ・ルワンダという地域や、国際協力、起業への理解を深めるという狙いです。
私が大学生だったのはもう15年ほど前のこと(遠い目)。当時のことを思い出しつつ、「自分が大学生のときにこんな授業を受けたかったな」と思えるような授業を目指します。
アフリカノオトのオンライン授業
当社アフリカノオトでは、筑波大学だけでなく、日本の教育機関や企業・組織向けにオンライン授業やセミナーをおこなっています。
ルワンダでの青年海外協力隊(JICAボランティア)経験、起業・経営経験、JICAルワンダ事務所での勤務経験を通じた、手触り感のあるアフリカにまつわる知見をお伝えいたします。
スマホ片手に街中から生中継する「オンラインツアー」や、当社が協働するルワンダ人パートナーたちと画面越しに会話・交流いただくことも可能です。
詳細は以下のページをご覧ください。
【アフリカ】学校向けオンライン授業、オンラインスタディツアー【ルワンダ】